お盆が終わり、明日から仕事の方も多いのではないでしょうか?

今日は、クリニックでのお話を少し。


香芝市のクリニックで月に4日ほど、勤務させて頂いております。

院長先生は、母乳育児を熱心に勧められる素敵な方です。

もちろん、私も助産師ですので母乳推進派です。


ママ達は、授乳の度に赤ちゃんの体重が増えているか否かで一喜一憂されます。

その姿は、少しでも母乳を飲んでほしい!飲ませたい!という証です。


でも、私は母乳の量を第一に考えないで欲しい事をいつもお伝えしています。

「どうして?」と思われる方も多いと思いますが、母乳育児は決して、完全母乳だけを意味しているの

ではありません。


育児書には「免疫・栄養価・経済的・衛生的」の文字が目に入りますが、

本当の母乳育児の目的は「ママが赤ちゃんにおっぱいを吸わせる行為が、赤ちゃんの情緒面での発達に大きく関与する」からです。


しっかりとわが子を抱きしめ、話しかけながらおっぱいを吸わせているママからは、愛情ホルモンが赤ちゃんに降り注いでいること、きっとママ達は気づかれていないのではないでしょうか?

  何より大切なことです。


もちろん、完全母乳はどのママ達も希望されることですが、それが実現するまでのプロセスは

ママ達の、半端じゃない努力の証です。

 

ただ、ママの体調や環境等おっぱいはとてもデリケートなので、すぐに分泌は左右されてしまいます。

ミルクを足していくことは決して、悪いことではありませんよ。

しっかりと、体を大きく健康に子育てすることは、子育ての基本です。

 

今しかない時間、楽しく子育てするためには、母乳だけにとらわれすぎると、かえって悪循環になります。できりるだけ、肩の力を抜いておっぱいをあげてください。

赤ちゃんはママの笑顔が大好きです。

 

これは、いつも母乳が出ないと悩まれているママ達に私が送るエールです。

 

上手に、おっぱいの手入れが出来るように、笑顔でおっぱいをあげられるように、お手伝いできれば幸いです。

 

                                     感謝。

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